(タカワラビ科)
別名:ヒツジシダ
学名:Cibotium barometz (L.) J.Sm.
分布:琉球列島(沖永良部以南);中国,台湾,インドシナ半島,マレーシア
解説:低山地の多少陽当たりのある陰湿な場所に生育する大型の常緑のシダ類で、葉身の長さが2〜3mになる。川沿いに大きな群落が見られる。葉身の先端は急にすぼまり、先が少し鋭く伸びる傾向がある。胞子嚢群は2枚の包膜に包まれている。
利用:中国では根茎を薬用とする。また世界各地で根茎や葉柄基部は玩具の材料として用いられている。