タブノキ

(クスノキ科)

別名:イヌグス

学名:Machilus thunbergii Siebold et Zucc.

分布:本州,四国,九州,南西諸島;朝鮮半島南部

解説:海岸から山地の樹林内に生育する常緑高木。葉は互生し全縁で倒卵状長楕円形。枝先に集まってつく。花は黄緑色で、1〜2月頃に開花する。果実は液果で黒紫色に熟する。樹皮や葉に香りがある。
八重山諸島には同属のアオガシ(ホソバタブ)も分布する。

利用:建築材や家具材として用いられる。樹皮を線香の原料にした。

2007/2/11 公開


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