アリマウマノスズクサ

(ウマノスズクサ科)

学名:Aristolochia shimadae Hayata

分布:本州(近畿以西)〜九州,久米島,石垣島,西表島,与那国島;台湾

解説:低地の路傍や林縁に生育する常緑の藤本。
葉は互生し、卵状心形で全縁。葉の先端は丸まる。
花は葉のつけ根に通常1個つく。萼が融合してラッパ状の花になり、広がった部分は紫色、内部は黄色になる。花期は1月下旬〜4月。

分類:従来、西表島に自生するウマノスズクサ属の種は、リュウキュウウマノスズクサ A.liukiuensis とされていたが、近年、花の色などからアリマウマノスズクサ A.onoei と分類されるようになった。さらに、アリマウマノスズクサ A.onoei はタイワンウマノスズクサ A.shimadae のシノニム(和名はアリマウマノスズクサのまま)とされた。

開花 [][]

つぼみ [][]

全景 [][]

葉 [][]

若い果実 [][]

熟した果実 [][]

2005/6/18 公開
2012/7/25 改訂


[五十音索引へ]
[分類群索引へ]
[生育環境索引へ]
[植物図鑑表紙へ]