(ウマノスズクサ科)
学名:Asarum yaeyamense Hatus.
分布:西表島
RDB:環境省=絶滅危惧IB類・沖縄県=絶滅危惧IB類
解説:山地の樹林の林床に生える常緑多年生草本。比較的大型のカンアオイ類で、西表島に自生する他のカンアオイ類との識別は容易。
葉は卵心形で、長さ15cm。革質で光沢がある。
花は紫色で、地面に接して咲く。比較的大きく、雄ずいは12個、雌ずいは6個。2〜3月の開花を確認している。
西表島固有種。島内の一部地域に自生する。園芸用に採集され、減少が懸念されている種である。
2012/7/26 公開