(マメ科)
学名:Senna occidentalis (L.) Link
分布:外来種[原産:熱帯アメリカ]
解説:路傍や原野に生育する、熱帯アメリカ原産の一年生草本。薬用として移入され逸出した。高さ1m程になる。
葉は小葉が3〜5対ある偶数回羽状複葉。小葉は楕円状披針形で、葉の先は尖る。
花は黄色で、茎の頂きや葉の脇に咲く。花期は夏であるが、2月の開花も確認している。
豆果は長さ10cm程度でやや上方に反った形になる。
種子を煎じると「ハブ茶」になる*1。葉は虫刺されの痛み止めになる。
和名は、ハブに咬まれたときに痛み止めに利用できるとされたことから。実際はハブに効くほどの薬効はないらしい。
*1 実際に販売されているハブ茶は同属のエビスグサ Senna obtusifolia (L.) H.S.Irwin et Barneby がほとんどという。
2011/11/5 公開