ベニバナボロギク

(キク科)

学名:Crassocephalum crepidioides (Benth.) S.Moore

分布:外来種[原産=アフリカ]

解説:アフリカ原産の外来種で、路傍、荒地などに生育する1年生草本。高さは100cmほどまでなる。
葉は互生し、倒卵状楕円〜披針形、先端は尖る。縁に粗い鋸歯があり、根元近くに深裂する鋸歯があることがある。
頭花は頂生もしくは葉の脇につく。舌状花はなく、淡赤〜赤色で下向きに咲く。西表島では主に12〜4月頃に開花する。
西表島の横断道に出現することがある。これは台風等により広範囲に木が倒れ開放地が出現することによる。しかし長続きすることなくすぐに消失する。
若葉は食用になる。西表島の古老によると、第二次大戦後には野菜のように食べていたという。

開花 [][]

開花 [][]

葉 [][]

2013/9/10 公開


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