(キク科)
別名:モクビャクコウ
学名:Crossostephium chinense (L.) Makino
分布:悪石島以南の南西諸島,南硫黄島;台湾,中国南部,フィリピン
RDB:環境省=絶滅危惧II類(VU)・沖縄県=絶滅危惧II類
解説:海岸の隆起サンゴ礁の岩場に生育する常緑低木。高さは30〜100cmになる。全体に灰白色の短毛が密生し、白っぽく見える。
葉は枝先に集まってつき、長さ2〜5cm、倒卵状くさび形〜倒披針状へら形。全縁もしくは2〜5裂する。写真の株は3裂している。
頭花は球形で、冬に黄色の花が咲く。
用途:園芸用、薬用。採取により個体数が減少している。
2012/7/9 公開