シロバナイガコウゾリナ

(キク科)

学名:Elephantopus mollis Kunth

分布:外来種[原産:熱帯アメリカ]

解説:熱帯アメリカ原産の路傍や原野に生育する多年生草本。やや湿り気のある場所や日陰になった場所によく生える。
高さは150cm程になり、上方でまばらに茎が分岐する。全体に毛がある。
葉は互生し、下方の根生葉と上方の茎葉の2型ある。根生葉は長楕円形で長さ10〜20cm、粗い鋸歯がある。茎葉は小さい。
頭花には小葉がつき、花は白色。頭花はイガのように見える。11〜3月頃の開花を確認している。

利用:シロバナイガコウゾリナから抽出したエキスに、メラニン生成抑制効果があるとする研究成果が公表され、エキスの入った化粧品が販売されている。
「シロバナイガコウゾリナのメラニン生成抑制効果およびそのメカニズム」 http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/201002224041149998

開花 [][]

花 [][]

花 [][]

結実 [][]

葉 [][]

茎 [][]

2012/7/29 公開


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