ウスベニニガナ

(キク科)

学名:Emilia sonchifolia (L.) DC. var. javanica (Burm.f.) Mattf.

分布:本州南部,四国,九州,南西諸島;アジアとアフリカの熱帯〜亜熱帯

解説:陽当たりのよい路傍・原野・畑地に生育する一年生草本。
高さは50cm程になる。全体に灰緑色で、粗い毛が散生する。上部は無毛に近くなる。
下部の葉はへら状になり、基部は茎を抱く。上部の葉は卵状披針形で茎を抱く。深裂することも多い。
頭花は茎の頂部につき、紅色から紅紫色。年間を通じて開花する。
種子には白色の冠毛があり、風で種子散布される。

近縁種:観賞用に栽培されるベニニガナ Emilia coccinea (Sims) G.Don が沖縄県に帰化している。

花 [][]

結実 [][]

下部のへら状の葉 [][]

上部の葉 [][]

深裂した葉 [][]

2012/9/9 公開


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