別名:キイルンフジバカマ
学名:Eupatorium luchuense Nakai var. kiirunense Kitam.
分布:石垣島,西表島,与那国島;台湾
解説:海岸や山地の崖地などに生育する多年生草本。
葉は対生し、長楕円形で葉先は長く尖り、粗い鋸歯がある。
散房花序に白色の花を多数つける。
分類:本種は、シマフジバカマ E. luchuense の変種と扱われている。シマフジバカマとは、葉の形で区別される。より海岸性の種である。
近縁種:タイワンヒヨドリ E. formosanum とは、葉が3裂しないことで区別する。また、本種は海岸の環境に適応した種である。
2005/6/23 公開
2010/3/3 改訂