(キク科)
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
分布:本州(福島県・石川県以南),四国,九州,南西諸島;朝鮮半島,中国
解説:林内や渓流沿いに生える多年生草本。
葉は根本付近から出て、ロゼット状になる。葉の形は腎形で全縁から歯牙縁。渓流に近いと歯牙縁になり、離れると全縁になる傾向がある。
頭花は高く伸びた茎の先の散房花序につく。舌状花があり、黄色。12〜2月頃開花する。
種子には白色の冠毛があり、風で散布される。
利用:食用になる。
識別:渓流に生育し、葉がくさび形で歯牙縁となる個体群を、変種リュウキュウツワブキ var. luchuense と区別する。
2005/4/19 公開
2006/12/16 改訂
2013/1/6 改訂