西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > サキシマスオウノキ

モクレン門 モクレン綱 ビワモドキ亜綱 アオイ目 アオギリ科
サキシマスオウノキ Heritiera littoralis Dryand.

分布/奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島;台湾,熱帯アジア,ポリネシア,アフリカ
生育環境/マングローブ後背湿地,海岸
生活型/常緑高木

開花は4〜5月。7〜8月頃に少数が咲くことがある。円錐花序に多数の小さな花がつく。花は釣鐘型で黄緑色、中は紅色。
果実は木質で堅い。水に浮き、種子は海流散布される。しばしば海岸に種子が打ち上がっている。
板根がしばしば200cm以上になることで著名である。根が浅いため、土壌浸食に弱く、台風や人為的圧力で倒れた個体も多い。

板根部分は船の舵やまな板、樹皮は薬用として利用された。

全景 【2006/12/20 浦内川】
板根 【2003/10/30 ピナイ川】
開花 【2005/5/2 ピナイ川】
花 【2005/5/2 ピナイ川】
倒れたサキシマスオウノキ 【2003/5/9 古見】
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2008/1/13 公開

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