キールンカンコノキ

(トウダイグサ科)

学名:Glochidion zeylanicum (Gaertn.) A.Juss. var. lanceolatum (Hayata) M.J.Deng et J.C.Wang

分布:沖永良部島,沖縄本島,宮古諸島,八重山諸島;台湾,フィリピン(バタン諸島)

解説:低地〜低山地や二次林に生育する常緑小高木。
葉は互生し、革質で、両面とも無毛、長さ5-9cmの披針形、縁は全縁である。
雌雄同株だが、雄花と雌花は独立に咲く。花は葉の腋から束生する。
果実は|果で、扁球形である。

分類カキバカンコノキ G.zeylanicum の亜種として扱ったが、独立種 G.lanceolatum とする意見もある。カキバカンコノキとは、葉が小さいこと、葉の先が鋭く尖ることなどで区別される。

近縁種:近縁な種にウラジロカンコノキ G.acuminatumヒラミカンコノキ G. rubrumカキバカンコノキ G.zeylanicumがある。葉の形で区別することができる。

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2009/12/18 公開


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