(キク科)
別名:タイワンヒヨドリバナモドキ
学名:Eupatorium formosanum Hayata
分布:沖縄島,久米島,宮古諸島,八重山諸島;台湾,フィリピン(バタン島)
解説:低地の日当たりのよい林縁などに生育する多年生草本。
葉は対生し、広卵形で3裂する。
散房花序に白色の花を多数つける。ほぼ年間を通じて開花する。
分類:琉球列島産のものを、変種タイワンヒヨドリバナモドキ E. formosanum var. quasitripartitum として扱う意見もある。この場合、葉が3浅裂し、全裂しないことで区別する。しかし、西表島産の個体を観察すると、3全裂している個体も多い。
近縁種:シマフジバカマ E. luchuense とは、葉が3裂することで区別する。また、本種は内陸の環境に適応した種である。
2006/1/6 公開
2010/3/3 改訂