西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > ハマハナヤスリ

ウラボシ門 ハナヤスリ綱 ハナヤスリ目 ハナヤスリ科
ハマハナヤスリ Ophioglossum thermale Kom. var. thermale

分布/北海道,本州,四国,九州,南西諸島;シベリア,中国,台湾,ミクロネシア
生育環境/海岸近くの砂地や草地
生活型/冬緑性草本(一般には夏緑性草本)

海岸近くの砂地や草地に生育する冬緑性草本。1枚程度の栄養葉と胞子葉からなる。高さは10cm以下が多い。群生する。
栄養葉の形は、線形から卵形まで変異が大きい。一般に葉の最も広くなる部分は、葉の中央部より上。栄養葉に柄はなく、次第に細くなって胞子葉の柄と合体する。
一般には夏緑性草本とされるが、西表島では10月〜5月頃に出現する冬緑性草本である。
似た種にコヒロハハナヤスリ Ophioglossum petiolatum がある。

ハマハナヤスリ_群落 ハマハナヤスリ_群落
群落 【2009/11/25 祖納】
群落 【2009/11/25 祖納】
ハマハナヤスリ_胞子嚢 ハマハナヤスリ_栄養葉
胞子嚢 【2009/12/20 祖納】
栄養葉 【2009/12/20 祖納】
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2014/2/1 公開

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