分布/八重山諸島 生育環境/低地~山地の樹幹や岩上 生活型/常緑
低地から山地の樹幹や岩の上に着生する常緑のシダ類。谷沿いの陰湿な場所に多く生育する。 これまで八重山諸島にはシマオオタニワタリ A.nidus とリュウキュウトリノスシダ A.australasicum が分布するとされていたが、分類が再検討され、八重山諸島に分布するのは本種のみである。 八重山地方では「フチビ」と呼ばれ、新芽を食用にする。