西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > テツホシダ

ウラボシ門 ウラボシ綱 チャセンシダ目 ヒメシダ科
テツホシダ Thelypteris interrupta (Willd.) K.Iwats.

分布/本州南部,四国,九州,南西諸島;世界の熱帯〜亜熱帯
生育環境/低地の陽の当たる湿地
生活型/夏緑性もしくは常緑性

低地の陽の当たる湿地や水田脇などに生育する夏緑性もしくは常緑性のシダ。西表島では常緑性と思われる。
黒色の根茎は長く伸びる。葉身の長さは30-50cm、幅は10-20cm。葉身や葉柄は革質で硬い。
胞子嚢群は羽片の縁近くにつく。

本種が属するヒメシダ属 Thelypteris は近縁種が多い。西表島で陽当たりのよい湿地に生え手触りが硬いシダは本種である。

テツホシダ-群落 テツホシダ-葉身
群落 【2005/1/16 上原】
葉身 【2005/1/16 上原】
テツホシダ-胞子嚢 テツホシダ-根茎
胞子嚢 【2005/1/16 上原】
根茎 【2005/1/16 上原】
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2014/5/2 公開

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