西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > ホウビカンジュ

ウラボシ門 ウラボシ綱 チャセンシダ目 ツルシダ科
ホウビカンジュ Nephrolepis biserrata (Sw.) Schott

分布/トカラ列島以南の南西諸島;世界の熱帯〜亜熱帯
生育環境/低地〜山地の岩上、崖上、樹幹上
生活型/常緑

低地から山地の岩上、崖上、樹幹に着生する常緑のシダ。集落周辺にも多い。崖面から垂れ下がる生育する。
葉身は長く150cmまでなり、羽片が70対を超えることがある。羽片の基部はくさび形〜円形で耳状の突起はない。
胞子嚢群は円腎形で、羽片の中央より葉縁よりに一列に並ぶ。
西表島では「ビーフチビ」と呼ばれ、新芽の部分を食用にする。そのせいか集落周辺では、葉身の先端がちぎれていることが多い。

ホウビカンジュ-群落 ホウビカンジュ-葉身
群落 【2005/1/17 浦内】
葉身 【2009/11/25 祖納】
ホウビカンジュ-羽片 ホウビカンジュ-胞子嚢
羽片 【2005/1/17 浦内】
胞子嚢 【2008/5/18 干立】
ホウビカンジュ-新芽
新芽 【2008/5/18 干立】
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2014/4/12 公開

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