モクレン門モクレン綱モクレン亜綱ウマスズノクサ目ウマスズノクサ科
ヤエヤマカンアオイ　Asarum yaeyamense Hatus.

分布／西表島
生育環境／山地の常緑樹林内
生活型／常緑多年生草本
RDB／環境省=絶滅危惧IB類・沖縄県=絶滅危惧IB類

山地の樹林の林床に生える常緑多年生草本。比較的大型のカンアオイ類で、西表島に自生する他のカンアオイ類との識別は容易。
葉は卵心形で、長さ15cm。革質で光沢がある。
花は紫色で、地面に接して咲く。比較的大きく、雄ずいは12個、雌ずいは6個。2～3月の開花を確認している。
西表島固有種。島内の一部地域に自生する。園芸用に採集され、減少が懸念されている種である。