西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > ツルマオ

モクレン門 モクレン綱 マンサク亜綱 イラクサ目 イラクサ科
ツルマオ Gonostegia hirta (Blume) Miq.

分布/本州(東海地方,近畿地方南部,中国地方),屋久島以南の南西諸島;台湾,中国〜インド,マレーシア
生育環境/林縁の湿り気のある場所
生活型/多年生草本

林縁の湿り気のある場所に生育する多年生草本。
長さ50cmほどまでになる。全体に短毛がある。茎は地面をはうが、先端は立ち上がり上に伸びる。
葉は十字対生で、披針形で先端は尖り、葉柄はない。3本の脈が目立つ。
花は白黄色で、葉の脇に丸く固まってつく。雌雄同株で、雄花は上方に、雌花は下方に咲く。花は7〜8月を除いて年間を通じて開花する。

分類群が全く異なるが、外見が ナガバハリフタバ Spermacoce remota Lam. に似ていて、初心者が間違いやすい。

ツルマオ - 開花 ツルマオ - 群落
開花 【2008/5/18 干立】
群落 【2005/3/22 干立】
ツルマオ - 雄花 ツルマオ - 雄花
雄花(雄しべが開く前) 【2008/5/18 干立】
雄花(雄しべが開いた後) 【2007/1/1 白浜旧道】
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2014/9/29 公開

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