分布/本州(千葉県?,和歌山県?),九州,奄美大島,与論島,沖縄島,西表島,与那国島;台湾,中国〜インド
生育環境/湿地,水路
生活型/1年生草本
湿地や水路などに生育する1年生草本。茎は匍匐して節から根を出し、上方が直立して高さ30-40cmほどになる。
葉は互生し、線状披針形〜線形。全縁で先端は尖る。両面に伏毛があり、表面の中央部に暗色の丸い斑がある。
托葉鞘の縁毛はやや長い。
花は総状花序に密生してつく。花被は紅色を帯びる。花柱は2岐する。
痩果はレンズ形で光沢のある黒色。
西表島で記録のあるイヌタデ属では、イヌタデ Persicaria longiseta (Bruijn) Kitag. にやや似るが、葉や痩果の形などで区別できる。
開花 【2015/1/13 祖納】
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花 【2015/1/13 祖納】
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葉 【2015/1/13 祖納】
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托葉鞘 【2015/1/13 祖納】
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痩果 【2015/1/13 祖納】
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