分布/本州(近畿地方以西),四国,九州,南西諸島;朝鮮半島南部,中国,台湾,インド,マレーシア,オーストラリア
生育環境/やや湿った路傍、畑地
生活型/一年生草本
やや湿った路傍、畑地、水田の畦などに生育する小型で繊細な一年生草本。
高さは20-50cm、上方で分岐をする。茎は四角形。
葉は、長さ5-12mm、卵形〜広卵形で茎を抱く。
花は黄色で径6-8mm。雄しべの数は10-20本。花びらの下の包は披針形。午前中に咲き、午後にしぼむ。5-6月ごろに開花する。
西表島で記録されている近縁種に オトギリソウ Hypericum erectum Thunb. と コケオトギリ Hypericum laxum (Blume) Koidz. がある。
オトギリソウは、多年生草本、茎が円形、葉は広披針形で長さ2-6cm、花は径15-20mm、他2種より大型であることなどで区別できる。
コケオトギリは、一年生草本、茎は四角形、花は黄色で径5-7mm、雄しべの数が5-10本、花びらの下の包は葉と同型であることなどで区別できる。
開花 【2014/5/21 祖納】
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花 【2008/6/17 干立】
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結実 【2008/6/17 干立】
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葉 【2008/5/18 干立】
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