西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > マルヤマシュウカイドウ

モクレン門 モクレン綱 ビワモドキ亜綱 スミレ目 シュウカイドウ科
マルヤマシュウカイドウ Begonia laciniata Roxb. var. formosana Hay.

分布/石垣島,西表島;台湾
生育環境/山地渓岸
生活型/多年草本
RDB/環境省=準絶滅危惧(NT)

日本国内でベコニアの仲間が自生するのは八重山諸島のみである。本種は自生する2種うちの1種。近縁のコウトウシュウカイドウとは葉に大きな切れ込みがあることで容易に区別ができる。また、コウトウシュウカイドウに比べて花期が遅く、夏〜秋に開花する。山地の渓流沿いの岩場に生育する。西表島では比較的自生地が多く、よく見かける。

開花 葉
開花 【2004/7/20 西表島】
葉 【2004/3/4 西表島】
[画像をクリックすると大きな画像(600x400pix)を表示]

 大きな切れ込みがある。

 薄いピンク色の花を咲かせるが、白色の花も多く、花の色で2種を区別するのは困難である。

用途 葉柄は食用になる。

2004/4/20 公開
2005/5/6 改訂

分類群順索引五十音順索引写真検索
西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > マルヤマシュウカイドウ