分布/南西諸島;台湾,中国,インドシナ
生育環境/常緑樹林内
生活型/常緑低木
山地の常緑樹林内に生育する常緑低木。樹形はひょろひょろした感じであまり大きくならない。
葉は互生し、倒被針形〜狭倒卵形、全縁で、両面とも無毛である。
花は白色〜ピンク色で、集散状の花序に十数個つく。
西表島では4〜5月頃に開花する。11月頃から結実し、黒熟する。果実は食用になる。
近縁のモクタチバナとよく似ている。シシアクチは、1.樹形は大きくならない、2.葉は中程が一番広くなる、3.花序の数は少なめ、4.果実は扁平で黒熟する、などの点で区別できる。
開花 【2005/5/2 ピナイサーラ】
|
開花 【2005/9/16 ピナイサーラ】
|
果実 【2005/11/22 大富亜熱帯展示林】
|
葉 【2004/11/24 船浦】
|