西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > モクビャッコウ

モクレン門 モクレン綱 キク亜綱 キク目 キク科
モクビャッコウ Crossostephium chinense (L.) Makino
モクビャクコウ

分布/悪石島以南の南西諸島,南硫黄島;台湾,中国南部,フィリピン
生育環境/海岸岩場
生活型/常緑低木
RDB/環境省=絶滅危惧II類(VU)・沖縄県=絶滅危惧II類

海岸の隆起サンゴ礁の岩場に生育する常緑低木。高さは30〜100cmになる。全体に灰白色の短毛が密生し、白っぽく見える。
葉は枝先に集まってつき、長さ2〜5cm、倒卵状くさび形〜倒披針状へら形。全縁もしくは2〜5裂する。写真の株は3裂している。
頭花は球形で、冬期(12月頃)に黄色の花が咲く。
園芸用として、また薬用として採取され、個体数が減少している。

モクビャッコウ 群落 モクビャッコウ 開花
群落 【2010/1/18 西表島】
開花 【2015/1/8 西表島】
モクビャッコウ 結実 モクビャッコウ 葉
結実 【2010/1/18 西表島】
葉 【2010/1/18 西表島】
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2012/7/9 公開
2015/1/26 改訂

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