西表島の自然 表紙 > 西表島植物図鑑 > タイワンマダケ

モクレン門 ユリ綱 ツユクサ亜綱 カヤツリグサ目 イネ科
タイワンマダケ Bambusa vulgaris Schrad. ex Wendl.
 チボタケ/アヤタケ

分布/外来種[原産=台湾]
生育環境/集落近くの山林
生活型/常緑多年生

台湾原産の外来種で、集落近くの山林に植栽される温帯性タケ類。
地下茎が長く伸びる単軸型のタケ類で、稈(茎)は離れて立つ。
稈の高さは10m、直径は4〜5cm。一節から2本の枝を出し、その後も2本づつ分岐する。稈鞘(竹の皮)は早く落ちて残らない。稈は黄色になる。
タケノコは春に出る。
釣り竿や箒の穂に用いられた。タケノコを食用にする。西表島西部地区ではチボタケ、アヤタケと呼ばれる。

タイワンマダケ_全景 タイワンマダケ_一節から2本の枝が分岐
全景 【2013/7/28 美田良】
一節から2本の枝が分岐 【2013/4/15 美田良】
タイワンマダケ_稈 タイワンマダケ_葉
稈 【2013/4/15 美田良】
葉 【2013/7/25 美田良】
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謝辞 西表島のタケ類の現地名、識別、用途などについて西表島祖納在住の星公望氏から教示いただいた。

2013/11/18 公開

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