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モクレン門 ユリ綱 ツユクサ亜綱 カヤツリグサ目 イネ科
タイミンチク Pleioblastus gramineus (Bean) Nakai
 シノル

分布/帰化[原産:中国]
生育環境/集落近くや海岸近くの山林
生活型/常緑多年生

中国原産の外来種で、集落近くや海岸近くの山林に植栽される温帯性ササ類。
地下茎が長く伸びる単軸型のササ類で、稈(茎)に稈鞘(竹の皮)が残る。株立ちにならない。
稈の高さは3〜5m、直径は1〜2cm。一節から多数の枝を鋭角に出す。
葉は細長く、ねじれる。
タケノコは3〜4月頃に出る。
タケノコは美味で食用にし、西表島内の食料品店で販売されることもある。稈で笛を作る。西表島西部地区ではシノルと呼ばれる。

タイミンチク_全景 タイミンチク_稈鞘は残る
全景 【2013/7/28 祖納】
稈鞘は残る 【2013/7/28 祖納】
タイミンチク_一節から多数の枝が出る タイミンチク_葉はねじれる
一節から多数の枝が出る 【2013/7/28 祖納】
葉はねじれる 【2013/4/15 祖納】
タイミンチク_採取したタケノコ
採取したタケノコ 【2009/4/12 船浮】
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謝辞 西表島のタケ類の現地名、識別、用途などについて西表島祖納在住の星公望氏から教示いただいた。

2013/11/18 公開

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