分布/本州(静岡県以西の太平洋岸),伊豆諸島,四国,九州,南西諸島;台湾,中国南部,インドシナ半島
生育環境/山地樹林内の乾いた林床
生活型/常緑
山地樹林内の乾いた林床に生育する小型の常緑草本。
葉は二回羽状複葉。胞子嚢群は羽片の縁につき、羽片の切れ込みは深く、胞子嚢群は連続しない。
よく似たシンエダウチホングウシダ Lindsaea orbiculata (Lam.) Mett. ex Kuhn var. commixta (Tagawa) K.U.Kramer も類似の環境に生育する。シンエダウチホングウシダは胞子嚢群がつく羽片の切れ込みが浅く、胞子嚢群は羽片の縁に連続してつく。
和名はホングウシダの仲間で、羽片が多い様を「枝打ち」と表現したことによる。
全体 【2006/12/8 テドウ山】
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葉身 【2006/12/8 テドウ山】
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羽片 【2006/12/8 テドウ山】
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胞子嚢 【2006/12/8 テドウ山】
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