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ウラボシ門 ウラボシ綱 チャセンシダ目 イワデンダ科
ナチシケシダ Deparia petersenii (Kunze) M.Kato

分布/本州(関東以西),伊豆諸島,小笠原諸島,四国,九州,南西諸島;済州島,中国,アジア〜オセアニアの熱帯〜亜熱帯
生育環境/川沿いや谷間の湿った場所
生活型/常緑

川沿いや谷間の湿った場所に生育する常緑草本。分布域が広く形態の変化が大きい。
葉は一回羽状複葉で、長さ20-60cm。胞子嚢群は線形。

ハワイや南北アメリカに帰化植物として侵入している。

単葉で葉縁がノコギリの歯のように切れ込むノコギリヘラシダ Deparia x tomitaroana (Masam.) R.Sano がある。ヘラシダとナチシケシダの自然雑種とされる。

ナチシケシダ ナチシケシダ
全体 【2006/10/28 イタジキ川】
胞子嚢 【2006/10/28 イタジキ川】
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2023/1/29 公開

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