分布/南西諸島 ;台湾,中国南部,東南アジア,南アジア
生育環境/樹林内のやや乾燥した林床
生活型/常緑
山地の樹林内のやや乾燥した林床に生育する常緑の草本。
葉身は一回羽状複葉で、頂羽片と1-4対の側羽片からなる。葉縁は全縁。頂羽片の基部はくさび状。胞子嚢群は葉脈沿って細長く並ぶ。
和名はキノボリシダだが木に登ることはない。
近縁種にキレバキノボリシダ Diplazium lobatum (Tagawa) Tagawa がある。キレバキノボリシダは、やや大きく、頂羽片の下部に切れ込みがあり基部が丸くなる。葉縁は鈍鋸歯になることが多い。
葉身 【2005/11/8 古見岳】
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葉身 【2005/6/27 ピナイサーラ】
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