分布/沖縄島,宮古島,石垣島,西表島;台湾,中国南部,東南アジア,オーストラリア北部,太平洋諸島
生育環境/マングローブ湿地
生活型/常緑高木
マングローブを構成する代表的な樹木。西表島ではマングローブ林の海寄りに生育することが多く、大きな川の下流から河口部で大規模な純林を観察することができる。たこ足状の支柱根を幹から出す独特な樹型をしているため遠目でも区別が付きやすい。
干潮時の群落 【2004/4/21 船浦】
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満潮時の群落 【2004/4/10 船浦】
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開花 【2004/8/1 船浦】
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葉 【2004/4/21 船浦】
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胎生種子 【2004/5/25 干立】
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支柱根 【2004/11/24 マーレー川】
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葉 葉は全縁、互生、つるつるしていて、厚みがある。オヒルギの葉に比べ楕円形をしている。
花 白色。小さく目立たない。
果実・種子 胎生種子という独特の方法で繁殖する。ヤエヤマヒルギの胎生種子は長さ20〜30cmで緑色、表面に小さなぶつぶつがたくさんあり、細いキュウリのように見える。
根 幹から多数の支柱根を出し、タコの足のようになる。
用途 樹皮を染料として用いた。
その他 R. mucronata Lamk.の学名を当てる意見もある。