分布／屋久島,種子島,奄美諸島,宮古諸島,八重山諸島;台湾,中国南部,フィリピン,東南アジア,インド
生育環境／低地～低山地
生活型／常緑小高木
低地～低山地や二次林に生育する常緑小高木。
葉は互生し、革質で、両面とも無毛、長さ7-18cmの卵状長楕円形、縁は全縁である。カキノキの葉に似ている。
雌雄同株だが、雄花と雌花は独立に咲く。花は葉の腋から束生する。
果実は蒴果で、扁球形である。
近縁な種にウラジロカンコノキ G.acuminatum・ヒラミカンコノキ G. rubrum・キールンカンコノキ G.zeylanicum var. lanceolatumがある。葉の形で区別することができる。