分布/宮古島,石垣島,小浜島,西表島;台湾,海南島,東南アジア,アフリカ東部,オーストラリア,太平洋諸島
			生育環境/マングローブ湿地
			生活型/常緑低木
			RDB/環境省=絶滅危惧IB類(EN)・沖縄県=危急種
マヤプシキとともに、マングローブ林の最も海寄りに生育する樹高1〜2m程度の常緑低木。東南アジアでは20mを越える高木になるという。
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| 全体 【2003/5/9 前良川】 | 
						全体 【2003/5/9 前良川】 | 
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| 花 【2004/8/1 船浦】 | 
						葉 【2004/6/1 船浦】 | 
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| 果実 【2004/9/26 前良川】 | 筍根 【2004/6/1 船浦】 | 
葉 全縁で倒卵形もしくは長楕円形。表面はつるつるして光沢がある。裏面は灰白色。
花 夏に黄色の小さな花が咲く。
果実・種子 果実は卵形で、果実の中で種子が発芽してから落下する。
根 根は浅く張り、地上に多数の呼吸根を出す。この呼吸根のことを、形がタケノコに似ることから「筍根」と呼ぶ。この根は非常にしなやかである。
その他 非常に塩分排出能力に優れた植物で、葉の裏から直接塩分を排出する。夏季、葉の裏を見ると塩が結晶しているのを観察することができる。
		一般的にはクマツヅラ科に含まれるが、ヒルギダマシ科として独立させることもある。