分布/南西諸島;台湾〜インド,マレーシア
生育環境/路傍,草地,畑地,水田の畦
生活型/多年生草本
路傍、草地、畑地、水田の畦などに生育する多年生草本。高さ10-40cmほどになる。茎は四角い。
葉は対生し、線形〜広線形で先端は尖る。やや硬い。長さは3-4cmほど。
花は葉の脇に数個つき、白色でわずかに紅色を帯びる。花柄はごく短い。萼片は線状三角形。花弁は4裂する。
長さ2-7mmの花柄をもつものをナガエケニオイグサ Hedyotis tenelliflora Blume var. longipes Hatus. と区別することがある。西表島祖納で記録されている。
近縁種にフタバムグラやヒロハケニオイグサがある。フタバムグラは、茎が丸く、萼片の形が三角形であることなどで区別できる。ヒロハケニオイグサは、全体に毛があり、茎は丸く、葉が広いことなどで区別できる。
また分類群が異なるが、ナデシコ科のツメクサと似ている。
開花 【2007/5/26 浦内川カンビレー】
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群落 【2007/5/26 浦内川カンビレー】
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花 【2010/10/25 祖納】
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若い果実 【2010/10/25 祖納】
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葉 【2006/1/26 浦内】
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