分布/南西諸島(屋久島以南);台湾,フィリピン,東南アジア,インド,オーストラリア
生育環境/低地
生活型/常緑高木
海岸に近い低地に生育する常緑高木。石灰岩地帯に多い。雌雄同株。
オオバアコウ・アコウ・ハマイヌビワとともに「絞め殺しの植物」と呼ばれる。これら「絞め殺しの植物」の種子は、鳥によって運搬される。熟した果実は、ズアカアオバト・キジバト・ヒヨドリなどが採食する。種子は、鳥の糞とともに排出され、岩上や樹上でも発芽し、その岩や樹木を土台にして成長することができる。結果的に土台にした樹木を枯らしてしまうことから、「絞め殺しの植物」と呼ばれる。
葉 【2006/12/25 祖納】
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イチジク状果序 【2006/12/25 祖納】
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葉 互生し、全縁の倒卵形。先が少しとがる。
イチジク状花序 イチジク状花序は直径7mm前後。熟すると10mm前後。熟した果実は赤色〜黒紫色になる。特定の花期はない。
幹 幹から多数の気根を出し、支柱根になる。